新日鉄住金エンジニアリング、三菱商事都市開発より受注の大型物流施設「MCUD上尾」の建設に着工

   新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)は3月15日、埼玉県上尾市において、三菱商事都市開発(本社:東京都千代田区)より受注した大型物流施設「MCUD 上尾」(埼玉県上尾市中新井)の建設を着工したと発表した。

 着工した施設は、ダブルランプウェイ方式マルチテナント型の大型物流施設で、新日鉄住金エンジニアリング独自の構造設計ノウハウを活かし地震エネルギー吸収能力の高い同社社製制振用ダンパー『アンボンドブレース(R)』を約180本配置することにより、地震に対する安全性が高いワンランク上の制振構造を実現している。また、建設場所は上尾道路(国道17号線)に接道し、ICへのアクセスが良好で、首都圏への配送拠点として最適な立地となっている。

 新日鉄住金グループの一員として鋼構造分野に大きな強みを持つ新日鉄住金エンジニアリングは、大型物流施設を得意領域の一つとして実績を重ねており、当該分野での受注実績は直近10年で約220万m2に上る。引続き、鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かした商品・技術の提供を通じ、安心・安全な社会の実現に貢献していく。

<MCUD 上尾の概要>

構造:鉄骨造地上 5階建ての制振構造

延床面積:約92,000㎡

鉄骨重量:約11,500トン

竣工時期:2020年夏(予定)

請負範囲:設計・施工一式

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