新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)は3月13日、広畑バイオマス発電(※1)(本社:大阪市中央区)より、兵庫県姫路市広畑区に計画する75MW級バイオマス専焼発電所建設工事と同発電所の運転・保守業務を受注したと発表した。
受注した工事は、CFB(循環流動層)ボイラを採用した再熱式の高効率な木質バイオマス専焼発電所を建設するもので、燃料受入・保管・搬送設備及び発電設備一式の設計・機器調達・建設・試運転を実施するもの。
また、新日鉄住金エンジニアリングは同発電所の完成・引渡し後の運転・保守業務も併せて受注しており、木質バイオマス発電事業を、計画段階から操業までのサービスを一貫してワンストップで提供することとなる。
新日鉄住金エンジニアリングは、受注した工事と業務の受注を契機に、木質バイオマス発電を含む再生可能エネルギーや低炭素電源の普及拡大への取組みを通じ、持続可能な社会の実現に向け、より一層貢献していく。
※1:広畑バイオマス発電株式会社は、大阪ガスの100%子会社である㈱ガスアンドパワー(本社:大阪市中央区、出資比率 90%)と、九電みらいエナジー(本社:福岡県福岡市、出資比率 10%)との共同出資による事業運営会社。
<案件概要>
事業主体:広畑バイオマス発電株式会社
建設予定地:兵庫県姫路市広畑区富士町12-1
ボイラ形式:循環流動層(CFB)ボイラ(再熱式)
発電端出力:約75,000kW
発電方式:蒸気タービン駆動
使用燃料:
・輸入木質チップ、国産木質チップ
・パーム椰子殻(PKS)
運転開始:2023年8月(予定)
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