ヤンマー、ドイツの空調・冷蔵機器メーカー、KKUグループを買収

 ヤンマー(本社:大阪市北区)は3月12日、グループ会社であるYanmar Europe B.V.(本社:オランダ)が、Eschenfelder Kälte-Klima- und Umwelttechnik GmbHなど3社(本社:ドイツ連邦Marl 市、以下 KKUグループ)の株式を取得する契約を3月11日(欧州中央時間)に締結したと発表した。KKUグループは、主にドイツ企業向けに空調・冷蔵機器の販売、エンジニアリング、施工、サービス、周辺機器の製造・販売を行っている。

 ヤンマーのエネルギーシステム事業担当会社であるヤンマーエネルギーシステム(本社:大阪市、以下YES)は、今回の買収により両社が保有する販売・サービスネットワークを活用し、従来の機器販売からエンジニアリングを含む総合エネルギーソリューションプロバイダーとして欧州全域に積極的にビジネスを展開する。KKUグループは、グローバルに展開するヤンマーのサポートを受けながら、ドイツ以外の欧州地域にもビジネス拡張していく予定。

 YESは、今回の買収を契機にして、欧州地域におけるビジネスモデルの転換を図り、中期的に海外売上高比率を現在の30%から50%まで引き上げる計画。

<KKUグループについて>

会社名:Eschenfelder Kälte-Klima- und Umwelttechnik GmbH

    Eschenfelder KKU Services GmbH

    Eschenfelder KKU Manufaktur GmbH

    KKU Concept GmbH

創業者:Oliver Eschenfelder

創業年:1992年

所在地:ドイツ連邦Marl 市

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