コベルコ建機、4月1日付の組織変更と次期役員体制を発表

 コベルコ建機は3月5日、2019 年4 月1 日付の組織変更・役員体制と、6 月末開催予定の定時株主総会で付議される取締役候補者を内定、それ以降の役員体制(予定)を発表した。

■開発・生産それぞれがグローバルな体制強化を確立

 グローバルエンジニアリングセンター(GEC)は、2012年よりコベルコ建機グループにおける全社横断でグローバルに展開する商品開発、生産技術、調達機能を有する組織として、生産本部はコベルコ建機グループにおけるマザー工場としての役割を担ってきた。

 この体制となり7 年が経過した中で、それぞれがその役目を果たすとともに、一定の成果を出してきた。今回、その先を見据え、開発・生産それぞれがよりグローバルな体制強化を確立すべくGEC、生産本部を中心に組織変更を行うもの。

◇主な変更は以下の通り。

GEC を技術開発本部に名称変更し、グローバルな開発系の機能に特化する組織として改編する。

・全世界の生産体制の最適化を図るため、GEC の組織下にあった「ものづくり推進部」を生産本部に移設する。それにより、国内の生産を担ってきた生産本部をコベルコ建機グループの国内外の生産体制をグローバルに統括する組織として改編する。

・購買体制の最適化と強化を図るため、GEC の組織下にあったSCM 部(サプライチェーンマネジメント)を調達部に名称変更し、社長直下の独立組織とする。

・上記組織変更に基づき、下部組織の名称変更、移管等を実施する。

 詳細は、→コベルコ建機(2019年4月1日付けの組織変更)

 2019年6月末の役員体制 →コベルコ建機(2019年度の役員体制)