Konecranes（コネクレーンズ、本社：フィンランド・ヒュビンカー）は2月26日、ギリシャのThessaloniki Port Authority SA（テッサロキニ港湾公社SA）から12のKonecranes Noellストラドルキャリアを受注したと発表した。納期は非常に短く、機械は2019年3月に受け入れられる予定。
非公開のテッサロニキ港湾公社SAは、ギリシャ・テッサロニキ港のConcessionaire（コンセッショネア：土地等の使用権所有者）と運営者。テッサロニキ港はコンテナターミナルと通常の貨物ターミナルから成り立っている。この命令はテッサロニキ港が着手した野心的な成長プログラムの一部。
「これらのストラドルキャリアは生産性と信頼性が高いため、Konecranesにこのコンテナハンドリング機器の重要な更新を依頼しました」とテサロニキ港湾局SAの理事長兼CEOであるSotirios Theofanis（ソティリオス・テオファニス）氏は述べた。
受注したストラドルキャリアはNSC 644 Eモデル。それらに50トンの持ち上がる容量があり、最大移動速度24 km /時でコンテナ1から3を持ち上げる。Konecranes NoellシングルリフトスプレッダーモデルNES 42 Fが装備される。すべてのKonecranes Noellストラドルキャリアは、その後の自動化のために標準として用意されている。
この契約にはスペアパーツパッケージが含まれている。さらに、Konecranesエンジニアが3か月間ターミナルで待機し、オペレーターのトレーニングを支援し、すべての機械が正常に稼働するようにする。
■Konecranesについて
Konecranesは、製造およびプロセス業界、造船所、港湾、ターミナルなど、幅広い顧客にサービスを提供するLifting Bususiness™の世界をリードするグループ。Konecranesは、生産性を向上させる吊り上げソリューションと、すべてのメーカーの吊り上げ装置のサービスを提供する。2018年のグループ売上高は31億6,000万ユーロ（約3,950億円）。グループは50カ国600か所に16,100人の従業員を擁している。Konecranesの株はナスダックヘルシンキに上場しています（シンボル：KCR）。