四国化成工業、約25億円投じて徳島工場に新生産設備

 四国化成工業(本社:香川県丸亀市)は2月27日、ファインケミカル製品の更なる需要拡大に対応するため、徳島工場北島事業所(徳島県板野郡北島町)に試作から量産まで対応できるマルチプラントを新たに建設、生産技術力と開発スピードを図ることを決定したと発表した。

 あらゆるモノがインターネットに繋がるIoT時代が到来し、車の自動運転や遠隔医療などの実用化に向けた取り組みが進むなか、多種多様な業界において半導体の需要が高まっている。近年、同社ファインケミカル製品に対し、半導体プロセス材料などの高品質で高機能な材料を製造開発するメーカーからのニーズが拡大。新たな案件での評価機会も増えており、今後もこの動きが続くことが予想されるため、試作・量産設備の建設を決定した。

 同社は、スマートフォンなど身近な機器に搭載される電子部品に使用されている、半導体封止材や接着剤の性能を向上させるファインケミカル製品を製造・販売している。同製品は小型化・軽量化・薄型化が進む電子機器の高機能化に貢献する樹脂の改質剤として高い信頼を得ている。

 新設備では、今後需要拡大が見込まれる最先端半導体プロセス材料などに向けた新製品を中心に試作・量産を行う。同製品はpptレベルの金属管理などの高い品質管理が求められることから、これに対応した設備を導入することで、顧客ニーズに応えていく。

<新規生産設備の概要>

立地:徳島工場北島事業所(徳島県板野郡北島町江尻内中須1番地

延床面積:約950㎡(鉄骨ALC 3階建て)

工期:2020年2月着工、2021年7月竣工予定

投資総額:約25億円

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