三井E&Sマシナリー、7,000KW級ガスタービンコージェネレーション設備を引渡し

・TOYO TIRE仙台工場向け

 ㈱三井E&Sマシナリーは2月25日、㈱OGCTSの省エネ共同事業者である、三菱UFJリースより受注した、TOYO TIRE仙台工場向けガスタービンコージェネレーション設備「MSC70」×2台を引渡したと発表した。

 今回、納入した「MSC70」は、ガスタービン単体で発電出力7,630kW、発電効率33.3%というクラス最高レベルの性能を誇り、コージェネレーションシステムとしても非常に高い総合効率を実現している。

 仙台工場ではこれまで、使用する電気と蒸気は石炭と使用済みタイヤを使った発電設備から供給されていたが、自動車用タイヤの国内主力製造拠点の一つである仙台工場において天然ガスインフラが整備されることを機に、二酸化炭素(CO2)削減を主目的として、同工場で使用する電気・熱エネルギー源を、当社ガスタービンコージェネレーションシステムが担う。

 三井E&Sマシナリーは中規模クラス(3~15MW)の高効率ガスタービンコージェネレーション設備を発電事業の重要な柱と位置づけている。今後も、社会や人に役立つ製品・サービスを提供し、社会課題の解決に取り組んでいく。

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