ヤマシンフィルタは2月14日、新研究開発拠点の建設用地として神奈川県横須賀市の土地約35,000㎡の取得を決議、土地売買契約を行うと発表した。取得先は相手先の意向で非開示。取得価格は15億87百万円。
同社は、経営戦略上の中期的な目標として「建設機械フィルタの専門メーカから総合フィルタメーカへの飛躍」を掲げている。その目標を達成する重要な手段として、独自開発した「合成高分子系ナノファイバー」の量産化技術に基づく既存事業の深耕及び新規事業領域の開拓を通じ、経営基盤の強化を図るとともに、企業価値の向上に努めている。
新研究開発拠点整備の目的は、独自量産化技術に基づく「合成高分子系ナノファイバー」の事業化に向けた研究開発を促進し、高付加価値の製品ラインナップの拡充強化を図るとともに、現在横浜・横須賀・佐賀に分散している研究開発拠点の集約を図ることにより、研究開発体制の合理化・効率化を図ること。
取得する物件は、この目的を達成するための同社が求める条件に合致した優良な物件であると判断し、土地を取得する運びとなった。なお、研究開発拠点のその他詳細については、確定次第速やかに発表するとしている。
<物件概要>
取得先:取得先(国内法人1社)の意向により非開示。
面積:35,194.87㎡
取得価額:15億87百万円(付随費用を含む)
契約日:2019年2月14日