三菱ロジスネクスト、18年4~12月期売上は5.1%増の3,302億円

 三菱ロジスネクストが2月6日に発表した2019年3月期第3四半期(2018年4~12月)における連結業績によると、売上高は3,302億4千4百万円(前年同期比5.1%増)となった。営業利益は88億8千1百万円(同96.4%増)、経常利益は94億1千6百万円(同116.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は50億4千7百万円(同916.6%増)となった。

 なお、のれん償却等の影響を除くと、営業利益は155億3百万円(前年同期比27.0%増加)となり、営業利益率は4.7%(前年同期比0.8ポイント増加)となっている。

三菱ロジスネクスト2019年3月期第3四半期データ 

■セグメントの業績は、次のとおりである

<国内事業>

 国内事業は、堅調な需要を背景に、国内フォークリフト販売台数を伸長させたことにより、売上高は1,345億2百万円(前年同期比4.6%増)となった。セグメント利益についても、資材費高騰等の影響があったものの、売上高の増加、販売価格の改善及びのれん償却等の減少により、31億6千9百万円(同182.9%増)となった。

<海外事業>

 海外事業は、アジア、米州、欧州、中国の全域で販売を伸ばしたことにより、売上高は1,957億4千2百万円(前年同期比5.5%増)となった。セグメント利益については、売上高の増加、経費の削減、のれん償却等の減少及び前年同期に中国事業における売掛金の貸倒引当金繰入額等を計上した影響により、57億1千1百万円(同67.9%増)となった。

■2019年3月期見通し

 2019年3月期の連結業績予想については、売上高4,350億円(前期比0.4%増)、営業利益125億円(同34.7%増)、経常利益110億円(同30.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益60億円(同104.0%増)と、2018年5月8日公表値を据え置いている。

 三菱ロジスネクストの2019年3月期第3四半期決算短信