・厚生労働省による移動式クレーン構造規格の一部改正に対応
古河機械金属グループの中核事業会社である古河ユニック(東京都中央区)は1月21日トラック架装用超大型ユニッククレーンの一部機種の安全機能を強化し、厚生労働省による移動式クレーン構造規格の一部改正に対応した安全強化モデルとして、1月23日より販売を開始すると発表した。
移動式クレーンの構造規格の一部改正は、昨年2月26日に厚生労働省告示第33号「クレーン又は移動式クレーンの過負荷防止装置構造規格等の一部を改正する告示」によるもので、つり上げ荷重が3トン未満の移動式クレーンにおいて、荷重計以外の過負荷を防止するための装置が義務付けられた。
これを受け、古河ユニックでは、昨年10月に安全強化モデルとして販売を開始した「ユニッククレーンG-FORCEシリーズ」に続き、大型トラック(車両総重量20トンクラス以上)架装用2.95トン吊り超大型ユニッククレーン「URU580シリーズ」「URU1000シリーズ」の安全機能を強化し、本規格改正に対応した定格荷重指示装置(※1)を備えたモデルとして発売を開始するもの。
※1 定格荷重指示装置:定格荷重を超えるおそれがある場合に、当該荷の荷重が定格荷重を超える前に警音を発する機能を有する装置。
<標準価格>(税別価格)
URU580シリーズ(3段~5段ブーム):705万円~966万円
URU1000シリーズ(3段~4段ブーム):1,221万円~1,250万円
※シャーシを除く。また、仕様により異なる。
<販売目標>
年間50台(2機種合わせて)
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