・「「つながる特装車(コネクティッド SPV)」に向けた取り組みを加速
極東開発工業は1月17日、特装車の稼働状況を記録・蓄積するIoT基盤を利用したサービス支援システム「K-DaSS(※1)」を開発、2月からサービスを開始すると発表した
今回、「K-DaSS」の構成要素の一つである「サービスツールシステム」を正式リリースするもの。「サービスツールシステム」では、極東開発工業および契約サービスステーションのサービスマンが、新開発の専用スマートフォン用アプリにより近距離無線通信機能を搭載した車両と通信することで、車両メンテナンスやデータ収集を行う。これにより、車両の状態をより正確に把握し、顧客に適切なメンテナンスを提案することが可能となる。
「K-DaSS」は、「サービスツールシステム」のほか、「リアルタイムデータ収集」・「WEBサービス」の要素から構成されるシステム。今後は、今回リリースを行う「サービスツールシステム」の本格的な稼働に加え、現在実証試験を進めている「リアルタイムデータ収集」・「WEBサービス」に関しても実用化を目指し、システム全体の構築を進めるほか、順次各製品への展開とシステムのアップデートも行うことにより、顧客へより一層の利便性の提供と更にフレキシブルなサービス体制の強化を図る。
(※1) K-DaSS:Kyokuto Data Sharing Service
(※2) SPV:Special Purpose Vehicle