・簡単操作で野菜を作る担い手層にも小規模水田農家にも貢献
㈱クボタは1月17日、ハンドルの自動制御で不慣れな人でもまっすぐに作業が可能なGPS農機「NB21GS」を発売すると発表した。コンパクトなサイズと簡単操作で野菜を作る担い手層や小規模水田農家の省力化や軽労化に貢献する。
クボタは農業の省力化や高精度化、低コスト化に寄与するため、自動運転トラクタを含むGPS農機「ファームパイロット(Farm Pilot)シリーズ」を2016年から順次発売しラインナップを拡充している。なかでも、直進をキープする機能を搭載した田植え機は好評で順調に販売を伸ばしている。
これまでのGPS農機のラインナップは主に担い手向けの大型機種が主体だったが、このたび初めて小型の機械にGPSによる直進アシスト機能を搭載した。直進精度が必要な作業では熟練者がハンドル操作に集中して作業を行うが、「NB21GS」はハンドル自動制御により機械の操作に不慣れな人でも簡単に楽にまっすぐ作業することができる。熟練者の確保が難しい担い手の人手不足解消や小規模農家の省力化・軽労化などの課題解決に役立つ。
希望小売価格(税抜)は、NB21GS1 21馬力 2,263,000円~、「GS2仕様」は2,163,000円(税抜)から。目標販売台数は初年度400台。
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