鉱山、インフラおよび天然資源業界の主要生産性パートナーであるEpiroc(エピロック、本社:スウェーデン・Nacka )は1月3日、カナダの探査掘削ツールメーカーであるFordia Group Inc.の買収を完了したと発表した。
Fordia Groupは、カナダのモントリオールに拠点を置き、70カ国以上で販売している。 それは、ダイヤモンドビットのような探査掘削ツール、掘削ツール、ドリルロッドおよびドリルケーシング、ならびに鉱山会社および掘削業者によって使用される水処理システムおよびポンプを提供する。
その高品質なソリューションは、業界では、例えば普及率の向上やビット寿命の延長などによって顧客に利益をもたらすことが知られている。Fordiaの従業員数は約250人で、2018年9月に終了した12ヶ月間の収益は約8,500万カナダドル(約69.7億円=約82円計算、580百万クローネ)だった。
Epirocは2018年10月23日、Fordiaの買収に合意したと発表した。購入価格はエピロックの時価総額と比較して重要ではないため開示されていない。この事業は、EpirocのRock Drilling Tools部門の一部となり、今後もモントリオールを拠点とする。Fordiaの詳細については、www.fordia.comを参照。
■Epirocについて
Epirocは、鉱業、インフラストラクチャ、天然資源業界の主要生産性パートナー。最先端の技術で、同社は地上および地下採掘、インフラストラクチャ、土木工事、坑井掘削および地盤工学用途で使用するための革新的な機器、消耗品およびサービスを開発し、生産している。世界中の顧客は、ビジネスを成長させるために私たちの専門知識と革新に頼っている。 同社は150カ国以上の国々で、掘削や岩盤掘削のための機器、関連する消耗品やサービスを提供している。2017年の売上高は314億クローネ(37億米ドル=約4,070億円)で、従業員数は13,000人を超えている。主な製品開発製造部門は、スウェーデン、米国、カナダ、ドイツ、中国、インドにある。Epirocは、1873年に設立されたアトラスコプコグループの一員で、2018年6月18日にアトラスコプコの株主に頒布され、証券取引所に上場された。