日立建機はこのほど、情報誌「TIERRA+」No.126(2019年1月)を発刊した。今号の特集は、建設機械を動かすコアパワー、What’s「油圧」?
日立建機は、日立製作所時代の1949年5月に建設機械事業に参入、1969年11月に日立建機製造が分離独立(足立工場と土浦工場)した。今年5月には70周年、11月には50周年を迎えるイベント年となる。
今回の特集では、日立建機が磨き上げてきた油圧技術について、時代と共に変化してきた油圧ショベルにおける油圧について、分かりやすく簡潔にまとめられている。
「油圧ショベルはなぜ動く?」では、小さな力で大きな力を発揮する「油」を利用するメリット、油圧ショベルの動作の要であるコントロールバルブと電子制御、油圧と電子制御の技術融合で進化していく油圧システムについて――。
90年代までの油圧機器の高圧化、電磁弁の登場、複合操作性、電子制御技術の活用も見逃せない。今後は電磁弁とセンサを組み合わせることで、稼働状況に応じたより最適な油圧制御や、故障予知などによる油圧システムの長寿命化や経年変化に応じた制御も可能になるとされている。
また、「拝啓現場小町」では、衰退する漁業を蘇らせた、山口県の萩大島船団丸代表 株式会社GHIBLI代表取締役である坪内知佳さんを紹介、「環境考察」のコーナーでは商店街の中に宿泊機能が点在する「まちごとホテル」(SEKAI HOTEL)といった注目する記事もある。
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