Atlas Copco(アトラスコプコ、本社:スウェーデン・ストックホルム)は1月4日、Variscoブランドの工業用ポンプ販売代理店、German Industrie Pumpen Vertriebs GmbH(IPV、本社:Dresden)を買収したと発表した。IPVの主な市場は化学工業で、2017年売上は約500万ユーロ(約6.5億円)で、従業員は約20人。
パワーテクニック事業部門社長のAndrew Walker(アンドリュー・ウォーカー)氏は、次のように述べている。「この買収により、ヨーロッパ北西部でのプレゼンスが強化されるでしょう」。
購入価格はアトラスコプコの時価総額と比較して重要ではないため開示されていない。
買収した事業は、アトラスコプコのパワーテクニック事業分野におけるパワー&フロー部門の一部となり、合法的にはアトラスコプコドイツ持株会社、アトラスコプコホールディングGmbHの一部となる。
■アトラスコプコについて
アトラスコプコは、持続可能な生産性ソリューションの世界的なリーディングプロバイダ。グループは、革新的なコンプレッサ、真空ソリューション、発電機、ポンプ、電動工具および組立システムを通じて顧客にサービスを提供している。アトラスコプコは、生産性、エネルギー効率、安全性、および人間工学に重点を置いた製品とサービスを開発している。 同社は1873年に設立され、スウェーデンのストックホルムに本拠を置き、世界180カ国以上に及んでいる。2017年のアトラスコプコ(Epiroc ABを除く)の売上は約90億ユーロ(約1兆1,700億円)で、従業員数は約34,000人。