ライオン、香川県坂出市に新ハミガキ工場建設-最大400億円を投資

 ライオン(本社:東京都墨田区)は12月26日、100%子会社であるライオンケミカル(本社:同)オレオケミカル事業所(香川県坂出市)の敷地内に生産能力の増強を目的として、新たにハミガキ工場を建設すると発表した。新ハミガキ工場の投資規模は350~400億円で、2019 年中の着工、2021 年中の稼動を予定している。

 ライオンは、2018年より経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現に向けた中期経営計画「LIVE計画(LION Value Evolution Plan)」を推進しており、同計画の基本戦略の1つである「事業構造改革による経営基盤の強化」のもと、経営インフラの整備を進めている。

 オーラルケア市場は、国内での健康志向の高まりに加え、高品質な日本製品に信頼を寄せる海外の顧客の支持を得て、需要拡大が続いている。今後さらに拡大が見込まれる国内外のハミガキの需要拡大に対応し、安定した生産供給体制を確立することが中長期的な事業成長に必要と判断し、今回の新工場建設を決定した。

<新ハミガキ工場の概要>

建設予定地:香川県坂出市番州町 22-1

建築 面積:1.8 万㎡

生産能力:約 1.3 億本 (約 16,000t)

投資規模:約 350 ~400億円

着工時期(予定):2019年中

稼動開始(予定):20 21年中

※上記は計画段階のものであり、内容等に変更の可能性があります。

<ライオンケミカル株式会社 オレオケミカル事業所の概要>

所在地:香川県坂出市番の州町 22 -1

設立年度:1991 年5月

敷地面積:17.5 万㎡

生産品目:ハブラシ、ボディソープ、ハンドソープなど

*同事業所では、2018年11月からハブラシの新工場を稼動させている。

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