日立建機、KCM(兵庫県)を吸収合併-2019年4月1日付

 日立建機は12 月 25 日、ホイールローダ等を製造する完全子会社である㈱KCM(本社:兵庫県加古郡稲美町)を、2019 年 4 月 1 日をもって吸収合併することを決定したと発表した。グローバル競争力強化のために国内主要拠点の再編を進めているが、KCMの合併もこの一環。

 建設機械業界は、堅調な国内市場をはじめ主な海外市場でも旺盛な需要が続いており、日立建機を取り巻く環境は、 グローバル規模で競争も激しさを増しており、生産体制の最適化は急務となっている。こうした環境におかれている日立建機グループでは、2018 年 9 月 27 日に公表した「グローバル競争力の強化 のために国内主要開発・生産拠点を大幅再編」の通り、2022 年度をめどに開発部門の統合と部品から完成品までの一貫した生産体制を確立することを目的に、抜本的に最適な開発・生産体制の検討を重ねた結果、KCMを吸収合併することにした。

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