日本精工(NSK)は12月17日、12月13日に榛名工場(群馬県高崎市)の3号棟の竣工式を執り行ったと発表した。
榛名工場の主要生産品目であるオートマチックトランスミッション用ニードル軸受は、今後も需要の拡大が見込まれている。3号棟の竣工により、生産能力の増強を図り、需要増に対応するとともに、設計開発部門と生産技術部門を集約することで、開発期間の大幅な短縮などの効率化や、自動車市場の変化や新たなニーズを捉えた新製品の開発を進めていく。
竣工式で内山俊弘社長は、関係者への感謝とともに「この度、完成した3号棟を活かして、お客様の生産拡大に対応していきます。また、3号棟には、新商品・新技術開発エリアを設けており、ここでは電動化をはじめとする100年に一度といわれる自動車の技術変化にも、我々がこれまで蓄積してきたコア技術を活かし、柔軟にかつ迅速に対応し、新たな商品と技術を開発していきます」と述べた。
<拠点概要>
拠点名:榛名工場 3号棟
所在地:群馬県高崎市中里見町941-2
生産品目:ニードル軸受
建築面積:約10,000㎡強
投資金額:約50億円
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