酒井重工業、インドネシア子会社増資で土地取得、現地生産体制を強化

 酒井重工業は12月14日、海外連結子会社である「PT.SAKAI INDONESIA」の増資引き受けを決議したと発表した。新興国の活発なインフラ投資による需要増加や海外事業領域の拡大に向け、現地生産体制を強化して中長期成長に向けた供給基盤を築くため、PT.SAKAI INDONESIAは、同社と同じ工場団地内の既存工場の土地、建物の取得に関する契約を締結した。

 取得額1,550万米ドル(約17億500万円)のうち1,050万ドル(約11億5,500万円)はPT.SAKAI INDONESIAが負担し、残り500万ドル(約5億5,000万円)を今回の増資で賄う。

<連結子会社の概要>

名称:PT.SAKAI INDONESIA

所在地:インドネシア西ジャワ州ブカシ市

代表者:取締役社長 馬場洋

設立年月日:1995年7月

決算月:12月

事業内容:道路建設機械の製造及び製品・輸入品・部分品の販売

増資前の資本金:600万米ドル

出資比率:酒井重工業99.00%

<増資の概要>

増資の時期 :2018年12月(予定)

増資金額:500万米ドル

増資後資本金 :1,100万米ドル

増資後所有割合:酒井重工業99.00%

<取得する土地、建物の概要>

取得先:PT.SKYWORTH INDUSTRY INDONESIA

所在地:インドネシア西ジャワ州ブカシ市

取得価格:約1,543万米ドル

契約日:2018年10月

 ニュースリリース