米キャタピラー(CAT)、11月の機械小売は全世界で16%増、資源47%増、建設は9%増

 米キャタピラー(Caterpillar Inc,.、本社:イリノイ州Deerfield)が毎月発表している機械の小売統計によると、2018年11月の全世界小売統計は前年同月比16%増となった。アジア/パシフィックは15%増、EAME(欧州・アフリカ・中東)は11%増、中南米14%増、北米20%増となった。2017年7月に2012年11月以来4地域すべてがプラスとなった後、17カ月連続で4地域がプラスとなった。

 資源産業(マイニング)は全世界で47%増となり、17カ月連続で増加した。地域別では、アジア・パシフィックは81%増、EAME12%増、中南米49%増、北米は66%増と依然として高い伸び。

 一方、建設産業(一般建機)は、全世界で9%増となり、22カ月連続で増加した。アジア/パシフィック5%増、EAME10%増、北米13%増となったが、中南米は3%減となった。これまで20カ月連続で4地域が増加してきたが、中南米は1桁台とはいえ2カ月連続で減少した。

 エネルギー&輸送については、全体で13%増。PowerGen21%増、Industrial 6%減、Transportation 9%減、Oil & Gas20%増だった。

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