㈱タクマは12月13日、同社が現在本社(兵庫県尼崎市)社屋で実施している各種プラントの遠隔監視・運転支援機能の更なる拡充および、社員の育成・能力開発の充実を目的に、(仮称)タクマビル新館(研修センター)を建設すると発表した。建設する施設は、免震構造を採用することで高い耐震性能を備え、地震などの自然災害に対する防災拠点機能も有している。
既存の本社敷地内に建設する新館は、CLT(Cross Laminated Timber:直交集成材)と耐火集成材を採用した6階建ての次世代木質構造建築で、国土交通省の「平成30年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」に採択されている。同社の社是である「技術を大切に 人を大切に 地球を大切に」を具現化した環境と調和する木質の空間により、活発な議論による自由な発想が生まれる、価値創造の拠点を目指す。
<(仮称)タクマビル新館(研修センター)の概要>
■新館のコンセプト
① 各種プラントの遠隔監視・運転支援機能の更なる拡充
② 免震構造による防災拠点機能
③ CLT、耐火集成材の採用による環境と調和した木質構造建築
④ 木のぬくもりに囲まれた落ち着きのある職場環境の創出
⑤ 研修施設の拡充と機能的な運用による社員の育成・能力開発の充実
■施設概要
名称:(仮称)タクマビル新館(研修センター)
所在地:兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号(本社敷地内)
延床面積:3,360.52㎡(6階建)
完成予定:2020年10月
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