CNH Industrial (CNHインダストリアル、本社:ロンドン)は12月7日、アルゼンチンのCórdoba(コルドバ)にある製造拠点がワールドクラス製造(WCM)プログラムでブロンズ・レベルの認証を取得したと発表した。
コルドバは、CNHインダストリアルのグローバルなマルチブランド製造工場の1つ。 IVECO trucks(IVECOトラック)、FPT Industrial engines(FPTインダストリアル・エンジン)、Case IH、New Holland Agriculture machinery (ニューホーランド農業機械)、CASE Construction Equipment vehicles (CASE建設機械・車両)はすべてこの場所で生産されている。
Case IH FarmallとPumaのトラクターレンジはAxial Flow 130とExtreme 230のコンバインハーベスターシリーズに加え、New Holland Agriculture工場では有名なCRコンバインハーベスターレンジとともにT6、T7、TDトラクターラインナップを生産している。
さらに、Stralis、Trakker、Tector、Cursor、Hi WayなどのIVECOトラックモデルが工場で製造されており、FPT Industrialの生産施設はCursorおよびNEFエンジンの製造に専念している。合計で、工場は42万㎡の領域に広がり、製造に約800人を雇用している。
WCMは、製造工場およびプロセスの統合管理の世界的な製造業界最高水準の基準の1つ。傷害ゼロ、欠陥ゼロ、故障ゼロ、廃棄物ゼロなどの目標を特定することで、生産プロセスからの無駄や損失をなくすように設計された、継続的な改善に基づく柱構造のシステム。改善を証明するために、定期的な第三者監査のシステムは、すべてのWCMピラーを評価し、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つの達成レベルの基礎となる各プラントの総合スコアを形成する。
コルドバ工場は自主保守/作業場所組織、Clarity of Objectives(目的の明確さ)、WCMへのルートマップの分野で大幅な改善を行い、従業員のコミットメントとプロフェッショナリズムのおかげでブロンズ・レベルの指定に至った。