昭和産業、ベトナムに新工場建設-プレミックス事業の海外事業拡大

   昭和産業は12月3日、プレミックス事業の海外事業拡大を目的に、ベトナム・メコンデルタ地域のハウジャン省に新会社を設立し、プレミックスの生産工場を建設すると発表した。今回の新会社設立により、昭和産業グループのベトナム国内におけるプレミックス生産拠点は2工場となる。

 昭和産業グループは、現在ベトナム国内において、ホーチミン市でプレミックスの製造販売を行うインターミックス社に資本参加し海外事業を展開している。現地の目覚ましい経済発展に伴う需要拡大を受け、新たにプレミックス製造会社の設立および工場を建設することを決定した。

 新会社は、インターミックス社と同じくダイフォン製粉グループとの合弁で、社名はMEKONG INTERNATIONAL MIX JOINT VENTURE COMPANY LIMITED(以下、インターミックスメコン社)とし、2018年11月30日に現地で設立発表の式典を行った。

 昭和産業グループは90周年を迎える2025年度に向けた長期ビジョン「SHOWA Next Stage for 2025」を2017年に発表し、その基本戦略の一つとして「事業領域の拡大」を掲げている。今回の取り組みをアジアへの事業展開を加速するための重要な一歩とし、更なる企業価値の向上に努めていく。

<新会社の概要>

会社名:MEKONG INTERNATIONAL MIX JOINT VENTURE COMPANY LIMITED

 (「インターミックスメコン社」)

所在地:ベトナム社会主義共和国ハウジャン省

資本金:500億ドン(約2億4,000万円)(ダイフォン製粉グループ 約68%、昭和産業 約32%)

事業内容:プレミックスの製造販売

代表者:HUYNH KIM CHI

操業開始予定:2020年春

 ニュースリリース