ヤンマー(本社:大阪市北区)は11月29日、グループ会社であるヤンマーアグリ(本社:同)は、ディーゼルエンジン搭載の密苗田植機「YR-Dシリーズ」の追加仕様として、自動直進と自動旋回機能を装備し、誰でも熟練者なみの高精度作業ができる「YR8Dオート仕様」を2月1日に発売すると発表した。
近年、農地の集約による経営の大規模化や、就農者減少・高齢化による人手不足といった課題を抱える農業分野において、ICTを活用した作業効率化が求められている。ヤンマーは、長時間作業の疲労軽減の実現と、高精度作業を可能にするオート田植機をラインアップに追加した。
同機は、「オート/ロボットトラクター」に続く自動運転技術「SMARTPILOT」シリーズの第2弾となる、ICT技術で農作業の効率化・省力化に貢献する農業機械として開発した。自動運転ユニットを共通化し、田植機に適したプログラムを設定することで、高い精度の自動化を実現した。
<密苗田植機「YR8D オート仕様」>
発売日:2019 年2月1日
商品価格:3,955,000円~5,545,000円(税抜、メーカー希望小売価格)
販売目標:初年度200台
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