トヨタ紡織・デルタ工業・東洋シート、米国での自動車用シート生産会社設立で覚書締結-トヨタとマツダ向けに最適生産体制構築

 トヨタ紡織(本社:愛知県刈谷市)とデルタ工業(本社:広島県安芸郡)と㈱東洋シート(本社:広島県安芸郡)は11月29日、米国における自動車用シート生産の合弁会社設立に向けた覚書を締結したと発表した。

 トヨタ紡織、デルタ工業及び東洋シートの3社は、米国アラバマ州に設立されたMazda Toyota Manufacturing,U.S.A.,Inc.(※)からの受注に向けた活動を推進する中で、各社の保有するシート生産のノウハウやリソーセスを有効活用し、米国における自動車用シートの最適な生産体制を構築し、より競争力のあるシートの生産・販売を目指していく。

※トヨタ自動車株式会社とマツダ株式会社の合弁会社、2021 年より完成車生産を行う予定

<トヨタ紡織の概要>

所在地:愛知県刈谷市

代表者:取締役社長 沼 毅

資本金:84 億円

従業員数:41,409 人(連結、2018 年 3 月末)

事業内容:自動車用内装部品、ユニット部品などの製造、販売

売上高:13,995 億円(連結、2018 年 3 月期)

関係会社数:26カ国 107 社

<デルタ工業の概要>

所在地:広島県安芸郡

代表者:取締役社長 藤田 均

資本金:9,100 万円

従業員数:1,209 人(単独、2017 年 12 月末)

事業内容:自動車用シート、シート機構部品、シフター、ドアチェッカーなどの製造、販売

売上高:896 億円(単独、2017 年 12 月末)

関係会社数:6 カ国12 社

<東洋シートの概要>

所在地:広島県安芸郡

代表者:取締役社長 山口 徹

資本金:1 億円

従業員数:816 人(単独、2017 年 12 月末)

事業内容:自動車用シート、シート機構部品、コンバーチブルトップなどの製造、販売

売上高:306 億円(単独、2017 年 12 月末)

関係会社数:7 カ国14 社

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