日本精工、インド合弁のRNSSが2018年度デミング賞を受賞

 日本精工(NSK)は11月16日、グループ会社であるラネーNSKステアリングシステムズ社(以下RNSS、本社:インド・タミルナドゥ州)が、2018年度デミング賞を受賞したと発表した。

 今回の受賞は、ラネーNSKステアリングシステムズの活動として、技術開発の改良とさまざまな問題解決によって事業を拡大してきたこと、積極的な工程改善、社内監査等による方針管理強化を行ってきたこと、方針にも掲げている人材育成、能力開発を計画的に実施してきたことなどが審査員に高く評価されたもの。

■RNSS会長 ラクシュミナラヤン ガネッシュのコメント

 このたびは、TQM(総合的品質管理)に関する世界最高位ランクの賞であるデミング賞をいただき、誠にありがとうございます。RNSSは2012年から取り組んできたTQM活動を通して、製品、サービス、業務、人材などあらゆる分野・プロセスの品質向上に取り組んでおり、今回の受賞は、その取り組みと成果をご評価いただいたものと考えております。今後もTQM活動強化の取り組みを通じて、インドのみならずグローバルに顧客と社会に対する貢献を続けていきます。

<ラネー・NSKステアリングシステムズ社>

 RNSSは、ラネーグループとNSKの合弁企業として1997年にインドのチェンナイに設立され、EPSをはじめとした国内向けステアリング製品をインドのチェンナイ、バワル、パントナガールの3工場で生産している。RNSSは、活発なTQM活動が評価され、2018年度デミング賞※を受賞した。

代表者:ラクシュミナラヤン ガネッシュ会長

事業所:チェンナイ工場、バワル工場、パントナガール工場

株主構成:NSK 51%、ラネーグループ 49%

従業員数:1,300名

ラネー社:ラネーグループは、1929年チェンナイで設立された自動車部品メーカーで、ステアリング、ブレーキ、エンジン部品、サスペンション、油圧製品など多くの自動車部品を生産している。

 ニュースリリース