中央可鍛工業、豊田自動織機及び武山鋳造と資本提携に向けた検討を開始

 中央可鍛工業(本社:名古屋市中川区)は11月16日、 ㈱豊田自動織機及び武山鋳造(名古屋市中川区)との資本提携に向けた検討を開始し、2019 年 1 月末を目途に正式契約の締結を目指していくと発表した。

 中央可鍛工業は、ダクタイル鋳鉄品等の自動車用部品や産業用ロボット部品等を提供する可鍛事業を柱にしており、 生産技術の向上、徹底した原価低減等の経営基盤の強化に向けた取り組みを進めてきた。

 今回の資本提携を通じて、豊田自動織機との協業の可能性を検討し、持続的発展を目指して取り組んでいく。また、鋳鉄製品仕入先である武山鋳造との連携強化により、粗材から加工までの一貫した開発・製造が可能となり、顧客ニーズへの迅速で的確な対応と高付加価値の提供が実現できると考えている。

 なお、2019年3月期業績への影響は、現時点で未定。今後、期中の業績に大きく影響を与える事象が発生または決定した場合、および正式契約を締結する場合は速やかに開示するとしている。