SMCが11月7日に発表した2019年3月期第2四半期(4~9月)連結業績によると、売上高は3,024億62百万円(前年同期比3.8%増)となり、主に増収効果から 営業利益は975億1百万円(同2.2%増)、対ドルでの円安に伴う為替差益の計上などから経常利益は1,123億60百万円(同 8.6%増)、税金等調整前四半期純利益は1,123億95百万円(同9.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は760億14 百万円(同2.7%増)となった。自己資本四半期純利益率(ROE)は、前年同期に比べ0.5ポイント低下して6.4%となった。
自動制御機器の需要は、米中貿易摩 擦の深刻化に伴う投資マインドの冷え込みなどにより、総じて軟調に推移した。半導体関連向けは北米・韓国 で大幅に減少し、7月以降は日本・中国でも減速した。自動車関連向けは北米で減少したが、他の各地域 では堅調だった。工作機械向けは各地域で堅調に推移した。
2019年3月期の連結業績は、売上高5,900億円(前回予想6,100億円、前期比0.2%減)、営業利益1,880億円(同2,000億円、同2.3%減)、経常利益2,030億円(同2,050億円、同3.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,400億円(同1,430億円、同2.3%増)と前回(5月15日)予想を下方修正した。
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