米キャタピラー(Caterpillar Inc,.、本社:イリノイ州Deerfield)が毎月発表している機械の小売統計によると、2018年10月の全世界小売統計は前年同月比18%増となった。アジア/パシフィックは20%増、EAME(欧州・アフリカ・中東)は9%増、中南米23%増、北米21%増となった。2017年7月に2012年11月以来4地域すべてがプラスとなった後、16カ月連続で4地域がプラスとなった。
資源産業(マイニング)は全世界で46%増となり、16カ月連続で増加した。地域別では、アジア・パシフィックは85%増、EAME11%増、中南米82%増、北米は46%増と依然として高い伸び。
一方、建設産業(一般建機)は、全世界で12%増となり、21カ月連続で増加した。アジア/パシフィック8%増、EAME9%増、北米18%増となったが、中南米は1%減となった。これまで20カ月連続で4地域が増加してきたが、中南米の減少は1桁といえ今年初めてで、減少は2017年3月以来。また、全体での伸び率も2018年では最も低い伸びとなっている。
エネルギー&輸送については、全体で7%増。PowerGen13%増、Industrial 11%減、Transportation27%減、Oil & Gas20%増だった。
コメントを投稿するにはログインしてください。