メニコン、各務原工場(岐阜県)を増床、コンタクトレンズを年間5億枚以上目指す

   ㈱メニコン(本社:愛知県名古屋市)は、1日使い捨てコンタクトレンズの生産工場である各務原(かかみがはら)工場(岐阜県各務原市各務原市テクノプラザ三丁目21番地3)の生産量拡大の為、現在1階建ての工場を2、3階と増床すると発表した。2018年12月1日より工事を開始、2020年春に完了する予定。

 各務原工場は、1日使い捨てコンタクトレンズ「1DAYメニコン プレミオ」の生産拠点として2015年3月より稼動している。設計当初より、「将来の生産量拡大」と、「工場内でのモノや人の移動効率向上」の為に、垂直方向へフロアを増床できるように設計していた。 

 増床工事では鉄骨二段梁方式を採用することで、増床工事期間中も1階では安全にコンタクトレンズの生産を継続することが可能となっている。増床工事は2020年春の完了予定で、現在3ライン稼働中だが最大15ラインまで増設が可能。生産ラインは順次増設し、将来的には年間5億枚以上の生産を目指す。

 メニコンでは、生産量や製品ラインナップ拡大により、日本及びグローバル市場での成長分野と位置付けている1日使い捨てコンタクトレンズ市場への更なる販売拡大へ繋げていく。

画像上:現在の各務原工場(1階建て)

画像下:2,3階増床後

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