油研工業が11月9日に発表した2019年3月期第2四半期(4~9月)連結業績によると、売上高は152億2千1百万円(前年同期比9.5%増)、営業利益は11億5千5百万円(同14.8%増)、経常利益は11億8千8百万円(同25.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億7千3百万円(同24.5%増)となった。
4~9月期におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調が持続した。一方、世界経済は、米中貿易摩擦の激化、中国等の新興国の景気の下振れリスク等により、先行きは不透明感が増している。
このような状況のもとで、油研工業グループは、グループの全体最適(Group)、海外拠点の強化と対象市場の拡大(Global)、成長を支えるインフラや人財の強化(Growing) を推進の柱に、中期経営計画「3 G (GroupGlobalGrowing)Action 2018」を2016年度よりスタートさせ、国内外の顧客に対し積極的な拡販に努めるとともに、環境変化に影響されにくい高収益体質企業への転換、新製品の開発・提案、経営の効率化にも鋭意取り組んでいる。
■2019年3月期の見通し
2019年3月期連結業績は、売上高300億円(前期比1.8%増)、営業利益22億円(同0.5%増)、経常利益21億円(同3.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13億円(同7.2%減)と、5月11日公表値を据え置いている。
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