メッツォ、上海の裁判所が有利な判決-中国企業2社が知的財産権を侵害

 メッツォ(本社:フィンラド・ヘルシンキ)は11月9日、中国の上海浦東新区人民裁判所が、メッツォの主張を完全に支持する好意的な決定を受けたと発表した。裁判所の決定は、メッツォの知的財産権を侵害したとして現地企業2社(Shenyang Sanland Mining Equipment Manufacture Co., Ltd.およびShenyang Sanland Crusher and Grinder Equipment Manufacture Co.)に対し、メッツォの機械および部品の模造品の製造およびマーケティングを含む侵害を直ちに停止するよう命令した。会社は裁判所の判決に異議を申し立てることがある。

 メッツォは、「中国におけるメッツォの商標とのれんおよび知的財産権の執行に関する裁判所の立場を守る裁判所の判決により非常に満足している。今後、当社の顧客は、中国で高品質の製品とサービスを提供しているMetsoに頼ることができます。メッツォは、中国およびその企業が営業しているすべての市場における知的財産権を保護するため、引き続き適切な訴訟を起こす」としている。

■メッツォについて

 メッツォは、鉱業、骨材、リサイクル、プロセス産業における持続可能な天然資源の処理と流通のための設備とサービスを提供する世界有数の産業会社。ユニークな知識と革新的なソリューションにより、お客様の業務効率の向上、リスクの削減、収益性の向上を支援する。メッツォはフィンランドのナスダックヘルシンキに上場しており、2017年に約27億ユーロの売り上げを記録している。メッツォは50カ国以上で12,000人以上の従業員を雇用している。

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