CNHインダストリアル、ニューホーランド農機がEIMA 2018イノベーションアワードを受賞

 CNH Industrial N.V.(CNHインダストリアル、本社:ロンドン)は11月5日、グループのブランドであるNew Holland Agriculture(ニューホーランド農機)が、2018年11月7日から11日にかけて開催される国際農業機械見本市EIMAインターナショナル(於:イタリア・ボローニャ)の2018年版技術革新コンテストで3つの賞を受賞したと発表した。

 New Holland CR RevelationコンバインハーベスタがIntelliSense™システムのテクニカルイノベーション賞、最新のNew Holland T5 Auto Command™トラクターシリーズの連続可変トランスミッション、ステージVエンジンとインテリジェントトレーラーブレーキシステムに関する特別な言及を受けた。

 Intelli Sense™の積極的かつ自動設定システムは、New Hollandの主力収穫範囲であるCR Revelationのコンバインハーベスタで利用でき、生産量を最大にし、穀物の損失と損傷を最小限に抑えるように設計されている。

 この先駆的なシステムは、稼働中のすべてのパラメータをリアルタイムで自動的に設定して調整することにより、オペレータがマシンの運転に専念できるようにすることで、生産性を大幅に向上させる。

 EIMAインターナショナル2018で発表される新しいT5 Auto Command™トラクターシリーズには、最先端のCVT(連続可変トランスミッション)が装備されており、家畜や混合農園に最適。特別に開発されたFPTインダストリアルNEFステージV 4.5リッターエンジンを搭載した。審査員パネルは、HI-eSCR2の寿命の長い排気ガス後処理システムの革新的な完全アンダーフードの設置に特に感銘を受けた。高度に統合されたこのシステムは、視界と操縦性を向上させ、操作の多様性を高め、地上高の増加による列車と草原の運転中のオペレータの安全レベルを高める。

 ニューオランダ農機は、トレーラーを牽引する際の減速時のトラクターの安定性を向上させ、輸送作業中の安全性を高めた特許取得済みのインテリジェントトレーラブレーキシステムについて、さらに特別な言及を受けた。システムは、トラクター速度の低下を検出し、減速力を計算することによって動作する。電子的に制御されたトレーラブレーキバルブは、トレーラーの減速率がトラクターの減速率と一致するように、トレーラブレーキを自動的に適用する。

 ニュースリリース