米アプライド・インダストリアル・テクノロジーズ、フルードパワーの部品製造・代理店を買収

 Applied Industrial Technologies(アプライド・インダストリアル・テクノロジーズ、本社:米国オハイオ州クリーブランド)は11月5日、マニホールドおよびマニホールドのエンジニアリングおよび製造に特化したフルードパワー(油空圧機器など)部品の製造および販売代理店であるFluid Power Sales(FPS)を買収したと発表した。購入条件は明らかにされていない。

 「FPSの追加は、当社のフルードパワー市場におけるリーダーシップをさらに強化する強力な戦略的適合性を提供します。革新的な製品、カスタムソリューション、深い油圧知識は、継続的な成長のために技術的にも差別化された製品ポートフォリオも強化します」とApplied社の社長兼最高経営責任者(CEO)であるNeil A. Schrimsher(ニール・A・シュライシャー)氏は述べている。

 1968年に設立されたFPSと50名の従業員チームは、ニューヨーク州Baldwinsville(ボールドウインドビル)にある単一の場所からカナダ北東部および東部のOEMおよび産業顧客をサポートしている。同社の製品ポートフォリオには、アキュムレータ、シリンダ、油圧モータ&ポンプ、テスト機器、バルブなどが含まれる。FPSはまた、設計から完成した組立まで、カスタム製造と完全なシステム統合を専門としている。ビジネスはFluid Power Salesの名称で引き続き使用する。

■アプライド・インダストリアル・テクノロジーズについて

 Applied Industrial Technologiesは、1923年に設立され、ベアリング、動力伝達製品、エンジニアリングされたフルードパワーコンポーネントおよびシステム、特殊フロー制御ソリューション、およびその他の産業用品の大手ディストリビューターであり、ほぼすべての業界でMROおよびOEM顧客にサービスを提供している。

 さらに、工業用、フルードパワー用、流量制御用のアプリケーション、カスタマイズされたメカニカル、加工ゴム、フルードパワー、フロー制御ショップサービスのエンジニアリング、設計、システムインテグレーションを提供している。また、顧客に付加価値をもたらす倉庫サービスと在庫管理ソリューションも提供している。

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