宝酒造(本社事務所:京都市下京区)は11月6日、拡大するチューハイ市場に対応するため、東日本の基幹工場である松戸工場(画像:千葉県松戸市)の設備増強を図り、缶製品充填設備を新設すると発表した。今回は35億円を投資し、新たに缶製品充填設備を導入することで、販売数量の増加への対応と生産効率の向上を図る。新設備は2019年9月の稼働を予定している。
顧客のニーズが多様化するなか、チューハイ市場は、甘くない、高アルコールの辛口商品を中心に食中酒としての需要が増加し、今後もこのカテゴリーは市場がさらに拡大していくものと推測されている。宝酒造では、基幹商品であるタカラ「焼酎ハイボール」や「樽熟成焼酎ハイボール」等を育成するとともに、今後も自社の強みを活かした新ブランドを積極的に投入しチューハイ市場の活性化を図っていく。
<「宝酒造(株)松戸工場」生産設備増強の概要>
工場所在地:千葉県松戸市新作字高田111番地
内容:缶製品充填ライン新設、製造関連設備増強
現地工事開始:2019年5月(予定)
竣工・稼働:2019年9月(予定)
設備投資額:35億円
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