メッツォ、インドRotexバルブオートメーション部門の買収を完了

 Metso(メッツォ、本社:フィンラド・ヘルシンキ)は11月1日、インドのRMEBS Controls Limited(RMEBS)のすべての株式を取得することにより、Rotex Manufacturer and Engineers Private Limited(RMEPL、本社:マハラシュトラ州)のバルブオートメーション部門の買収を完了したと発表した。(Rotexグループの拠点

 この買収は、メッツォのアクチュエーターおよびバルブオートメーションを補完し、すべての主要バルブ市場向けのフルレンジのアクチュエーターと様々なアプリケーション用のより広いリミットスイッチを可能にする。また、メッツォの石油・ガス、パルプ・紙、鉱業、水処理およびその他のプロセス産業向けのプロセスバルブポートフォリオに新製品を導入した。

 「今回の動きは、魅力的な新しい産業とアプリケーション分野での当社の存在感を高めますMetsoの機能と技術的ソリューションは、Metsoの製品にシームレスにフィットし、グローバルバルブネットワークを強化します。私たちは世界中の顧客にサービスを提供することを楽しみにしています」と、MetsoのValves事業部門担当社長John Quinlivan(ジョン・クインリバン)氏は述べている。

 買収は2018年4月に発表された。

■取得部門について

 RMEBSは、インドではアクチュエーター事業で市場をリードし、スイッチ、プロセスバルブ、バルブオートメーション製品とソリューションの先進的な製品を提供している。約330名の従業員を擁し、ムンバイ地区には2つの製造施設があり、ムンバイ、バドダラ、カルカッタ、プネにはセールスオフィスがある。買収前は、RMEBSは個人所有のRotexグループの一員だった。

■メッツォについて

 メッツォは、鉱業、骨材、リサイクル、プロセス産業における持続可能な天然資源の処理と流通のための設備とサービスを提供する世界有数の産業会社。ユニークな知識と革新的なソリューションにより、顧客の業務効率の向上、リスクの削減、収益性の向上を支援しする。メッツォは、フィンランドのナスダックヘルシンキに上場しており、2017年に約27億ユーロの売上げを記録している。メッツォは50カ国以上で12,000人以上の従業員を雇用している。

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