インドネシアのユナイテッド・トラクターズ(UT、PT United Tractors Tbk、本社:ジャカルタ)が10月26日に発表した2018年1~9月期連結業績によると、売上高は前年同期比32%増の61.1兆ルピア(約6,110億円、2017年同期:46.3兆ルピア)、純利益は同61%増の9.1兆ルピア(約910億円、同:5兆6,000億ルピア)だった。(1ルピアは約0.01円)
建設機械部門のうち、コマツの建設機械販売台数は、同34%増の3,681台(2017年同期:2,744台)だった。販売実績の上昇は、鉱業部門の増加が最も大きいすべての部門にわたる需要の増加によってもたらされた。コマツは建設機械の市場リーダーとして35%の市場シェアを維持している(出典:内部市場調査)。UD TrucksなどUTの他の流通ブランドの販売台数は485台から624台に増加したが、Scania製品は762台から683台にわずかに減少した。
建設機械販売の増加と機械ライフサイクルの延長の一般的なニーズはまた、スペアパーツの販売や建設機械のサービスは同34%増の6兆9,000億ルピアとなった。建設機械事業の総売上高は、前年同期比22%増の21.3兆ルピア(約2,130億円、同:17.4兆ルピア)となった。
鉱業部門の売上高は同36.9%増の28.9兆ルピアに達し、石炭生産量は9030万トン、上場廃止措置は7億1,660万バーツとなった。鉱業部門は、平均石炭販売価格の上昇により、石炭販売量が15%増加して580万トンとなり、売上高は44%増の8.1兆ルピアとなった。
第4のセグメントである建設業は、新規契約価値40億8,300万ルピアで、売上高は同40%増の2兆7,000億ルピアに達した。
1~9月期のセグメント別売上構成比は、鉱業契約47%、建設機械35%、鉱業13%、建設業5%だった。
なお、2018年8月、ユナイテッド・トラクターズの子会社であるPT Danusa Tambang Nusantaraは、北スマトラの金鉱山を運営するPT Agincourt Resourcesの株式の95%を約10億ドルで取得するため、条件付株式売買契約に調印した。
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