スウェーデンの大手建設機械メーカー、Volvo Construction Equipment(Volvo CE、本社:Gothenburg:イェーテボリ)は10月18日、韓国の昌原(Changwon)において、油圧ショベル事業の20周年を祝うイベントを開催したと発表した。
旺盛な世界市場の影響を受けている同社は、その盛況の油圧ショベル製品ラインの成功により、今週、ボルボCEが昌原(Changwon)の韓国工場で20年間の油圧ショベル生産を祝った。工場でのイベントで、ボルボCEのMelker Jernberg(メルカー・イーンベルク)社長は、過去20年間にわたり約束を守った2,200名の従業員、事業者、顧客に感謝するとともに、将来の成功に向け油圧ショベル事業の重要性を強調した。
ボルボCEは、1998年、韓国経済にとって困難な時期に三星重工業の建設機械事業を買収した。アジア金融危機の影響を受けて、この見通しは程遠いものだったが、会社も労働者も心配する理由はなかった。買収したVolvo CEは本来の3倍の生産目標を上回っており、今日の生産量は4倍、収益性は5倍になった。
ボルボCEのメルカー・イーンベルグ会長は、「20年前のボルボCEの基盤は、ボルボの歴史において最も成功した買収の一つと考えられている。世界的な金融不安の時に韓国の経済的信頼性を向上させるだけでなく、油圧ショベル生産のマーケットリーダーとしてボルボCEの地位を確立しました。その時以来、私たちは、事業の中心に、革新、技術、生産性をもって、これまでにないレベルにビジネスを成長させました。」
Volvo CEは現在、世界の油圧ショベル生産の半分以上を占める昌原工場から世界120カ国に輸出している。2018年6月現在、工場は累計20万台の油圧ショベルを生産しており、輸出は1998年以来10倍に増加している。
ボルボCEのショベル事業プラットフォーム担当副社長であり、ボルボCE韓国のカントリーマネジメントチームリーダーであるSungMo(SM)Yang(ソンモ・ヤン)氏は、「昌原工場は絶え間なく変化する建設機械業界において、安定した世界的なメーカーとして確固たる地位を確立し、目覚しい成長を遂げました。優れた労働力と地元サプライヤーとの継続的な協力の20年の革新のおかげで、我々はこの成長を将来も継続していくつもりです。」
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