オークマ、革新的な生産性を実現 横形マシニングセンタMB-5000HⅡを開発

 オークマは10月3日、グローバルに市場が拡がる自動車量産加工から半導体製造装置部品、建機部品・油圧部品といった幅広い領域で革新的な生産性を発揮する横形マシニングセンタ「MB-5000HⅡ」を開発したと発表した。長時間連続無人運転を可能とする高い信頼性とともに、量産部品・中小物部品の加工における最高の生産性を提供する。

 高速位置決めや高速ATCなど、高速・高加減速性能の飛躍的向上により、サイクルタイムを従来機比で34%短縮。高剛性・高トルクの新主軸を搭載しており、エンドミルによる切削量704cm³/min(S45C)など、鋼材の強力加工も可能。

 切粉処理のメンテナンスを極小化した機械構造と、長時間安定した加工精度を維持する「サーモフレンドリーコンセプト」や、AI機械診断機能「OSP-AI」の搭載により、長時間安定した無人運転が可能。併せてフロアスペースを10%削減し、クラス最高レベルの面積生産性(従来機比20%向上)を実現した。

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