神戸製鋼、神戸発電所3、4号機の建設工事を開始

 ㈱神戸製鋼所は10月1日、神戸発電所3、4号機の建設工事の着手に必要な法的手続きをすべて完了、着工したと発表した。

 神戸発電所の3、4号機は、最新鋭の発電技術である超々臨界圧発電設備を導入することに加え、電力需要地の神戸市及び阪神地域に近接した電源立地であることから、電源の高効率化に貢献する。加えて、経済性に優れた電力を安定的に供給することで、地域のさらなる発展に貢献できるものと考えている。

 また、国内最高レベルの環境対策を実施し、神戸市の『神戸市民の環境をまもる条例』に基づき締結した環境保全協定を遵守することにより、地域社会との共生等にも配慮した都市型発電所としての役割も果たしていく。

<神戸発電所3、4号機の概要>

所在地:兵庫県神戸市灘区灘浜東町2丁目(神戸製鉄所内)

発電規模:合計130万kW(3号機:65万kW、4号機:65万kW)

発電方式:微粉炭火力 超々臨界圧発電

運転開始時期:3号機 2021年度、4号機 2022年度

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