エヌアイシ・オートテック、約9億円投じて新工場「新愛知事業所」建設、2019年9月稼働予定

 エヌアイシ・オートテック(東京本社:東京都江東区)は9月28日、FA装置の製造などを目的とした新工場「新愛知事業所」(仮称)を愛知県清須市に建設すると発表した。新工場は2019年3月着工、同9月竣工予定。総投資額は約9億円。

 同社では6月18 日、愛知県内に新工場建設のための用地取得に向けた交渉開始を公表していたが、このほど固定資産の取得(工場用地及び新工場の建設)について決議した。

 エヌアイシ・オートテックグループは、2016 年度から2020 年度までの5ヵ年を期間とする中長期経営計画において、2015 年度を起点とし、その最終連結会計年度における売上高・事業規模等を倍増する「倍増計画」を掲げている。この計画実現のため課題と施策を設定し、第1弾から第4弾まで順次実行している。

 さらに第5弾の施策としては、東海地区においてアルファフレームシステム及びFA装置等のニーズが高く、将来に向けて旺盛な需要が見込まれることより、FA装置の製作及びアルファフレームシステムの出荷業務を担う重要な拠点とするべく、愛知県清須市清洲田中町に土地を取得し、新工場を建設することにした。

 なお、新工場は、2019 年9月に稼働予定であるが、新工場稼働と同時に現在の愛知事業所(愛知県名古屋市)の機能を全て新工場へ移転する予定。

<取得資産(新工場)の概要>

所在地:愛知県清須市清洲田中町167 番地

土地総面積:3,465 ㎡

新工場の名称:新愛知事業所(仮称)

構造:鉄骨造/地上2階

延床面積:1,871 ㎡

総投資予定額:約9億円(土地、建物及び建物付属設備、機械設備等)

資金計画:自己資金及び借入金等により充当

用途:FA装置(FA:FactoryAutomation/「自動化・省力化装置」をいう。)等の設計・製作及びアルファフレームシステムの出荷工場

建設工事発注先:大和ハウス工業株式会社

着工時期:2019年3月予定

竣工時期: 2019年9月予定

 ニュースリリース