王子ホールディングスは9月28日、グループ会社の森紙業(本社:京都市南区)が、約120億円を投じて国内段ボール工場を千葉県船橋市に建設すると発表した。(王子の国内グループ各社)
国内における段ボール消費量は、インターネット通販の拡大にともなう梱包や配送用途としての需要の増加等により、毎年堅調に推移しており、中でも関東地区においては、今後も力強い需要の伸びが見込まれている。王子グループの段ボール事業中核企業である森紙業は、このような関東地区の需要拡大を取り込むべく、大消 費地にも近く事業用地として利便性の高い千葉県船橋地区に新工場を建設することにした。
新工場建設によって、王子グループの国内段ボール事業はより一層の競争力を持つと共に、高品質の段ボール製品を安定的に供給することで地域経済および社会に貢献していくとしている。
<新工場の概要>
建設予定地:千葉県船橋市高瀬町
敷地面積:約 67,000 m²
段ボール生産能力:約2,000万m²/月
投資総額:約120億円
稼働時期:2020 年 4 月より順次稼働予定