フィンランドのバルメット、ロシアSVEZAとパルプ工場建設で覚書を締結

 SVEZA(スベザ) GroupとValmet(バルメット)、ロシアのVologda(ボログダ)地方で予定されているグリーンフィールドパルプ工場プロジェクトに関する覚書を締結

 Valmet Oyj:2018年9月26日発表

 SVEZAグループは、ロシア連邦Vologda(ボログダ)地方に現代パルプ工場を建設する予定。2017年11月、SVEZAはValmetをパルプ工場のベーシック・エンジニアリングを実行するパートナーとして選択し、このほど完了した。

 ValmetとSVEZAは2018年9月26日、計画されているパルプ工場プロジェクトのさらなる協力の目的で覚書を締結した。SVEZAは現在、パルプ工場の環境保護のための準備を進めている。

■顧客に関する情報SVEZA

 SVEZAは世界的に知られている合板メーカー。現在、同社は天然ミルクバーチの高品質合板を6工場で生産している。毎年126万㎥の生産量を誇る同社は、天然ロシア産バター合板の世界最大の生産者。

■バルメットについて

 Valmet(バルメット)は、パルプ、紙およびエネルギー産業向けのプロセス技術、自動化およびサービスの世界的な開発およびサプライヤー。同社は、顧客にサービスを提供する世界的なチャンピオンになることを目指している。バルメットの強力な技術提供には、パルプ工場、ティッシュ、ボード、紙製造ライン、バイオエネルギー生産のための発電所などがある。同社の高度なサービスとオートメーションソリューションは、顧客のプロセスの信頼性と性能を向上させ、原材料とエネルギーの有効利用を強化する。

 バルメットの2017年売上高は約31億ユーロ(約4,030億円:130円計算)。世界中の12,000人以上のプロフェッショナルは、顧客と密接に協力し、毎日顧客のパフォーマンスを向上させることに努めている。 バルメットの本社はフィンランドのEspoo(エスポー)で、その株式はナスダックヘルシンキに上場している。

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