川崎重工、「DJSI Asia Pacific Index」に6年連続で選定

 川崎重工業は9月21日、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の代表的指標である「Dow Jones Sustainability Indexes(DJSI)」のアジア・太平洋版である「DJSI Asia Pacific Index」に、6年連続で選定されたと発表した。

 S&P Dow Jones Indices社※1とRobeco SAM社※2が作成するDJSIは、経済・環境・社会性の3分野における企業の持続可能性(Sustainability)の観点から評価・選定された社会的責任投資(SRI)の指数で、企業の社会的責任に関心を持つ世界中の投資家にとって、投資に際しての重要な選択基準の一つとなっている。

 「DJSI Asia Pacific Index」は、日本・アジア・オセアニア地域を対象とした指数であり、今回は、同地域における主要企業612社から上位150社(うち日本企業75社)が選定されている。選定では、Robeco SAM社によるアンケート、統合報告書「Kawasaki Report」などの発行物の調査、メディアなどへの掲載情報の3分野において川崎重工の活動内容が評価され、本指標に6年連続で選定された。

 なお川崎重工は、この他に代表的なSRI/ESG指数であるFTSE Russell社※3の「FTSE4Good Index」やMSCI社※4の「MSCI ESG Leaders Indexes」にも選定されている。

 川崎重工は今後も「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」という経営理念の実現を目指して、グローバル企業に相応しい社会的責任を積極的に果たしていく。

※1 S&P Dow Jones Indices社:S&P社とダウ・ジョーンズ・インデックス社が合併して誕生したアメリカのインデックス会社。

※2 Robeco SAM社:持続可能性における投資に焦点を当てたスイスの資産運用コンサルティング会社。

※3 FTSE Russell社:株式や債券などのインデックスの開発と管理を始めとする投資判断ツールを世界規模で展開しているイギリスのインデックス会社。

※4 MSCI社:機関投資家向けの投資情報を提供しているアメリカのインデックス会社。

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