三一重工アメリカ、2,000台目の油圧ショベル出荷、湖南省党委書記が視察(全1,272字)

・2018年9月19日:慧聡工程机械網より

 9月13日、湖南省委員会書記 兼 州人民代表大会常任委員会主任の杜家毫氏は、米国アトランタ南部Peachtree City(ピーチツリー・シティ)にあるSany Heavy Industry USA社(三一重工アメリカ)を訪問し、油圧ショベルの2,000台オフライン(出荷式)を視察した。杜家毫氏は、三一重工の積極的な「外出(海外進出)」実績に対して高い評価を与え、三一重工に世界的な建設機械ブランドになるよう奨励した。この視察には、米ジョージア州のJosh Bonne(ジョシュ・ボネ)議員、Vanessa Fleisch(ヴァネッサ・フライシュ)ピーチツリーシティ市長、中国総領事の李强民氏が参加した。

 三一重工は、米国市場を拡大するため、2006年に三一重工アメリカを設立した。現在、三一重工アメリカは、北米市場向けに土工機械、建設クレーン、港湾機械などの設計に成功している。三一重工アメリカは北米における「Sany」ブランドのイメージを高めるために同社の研究開発、サービス、製造リソースを統合している。

 同日、三一重工の梁稳根会長、向文波総裁、三一重工アメリカのDougFriesen(ダグ・フリゼン)主席執行官らが迎える中、杜家毫氏は三一重工アメリカの中国とアメリカの従業員に敬意を示しながら、製作ワークショップを訪れた。挨拶で彼は、三一重工アメリカの企業文化、製品構造、生産および運営の導入を聞いた後、彼は米国における三一重工の発展を完全に支持した。

 この場面では、杜家毫氏は重要な演説をし、三一重工アメリカの将来の発展に自信を示し、大きな期待を寄せていた。彼は、三一重工が最初の数人から始め、中国の建設機械の有力企業に成長したと述べている。特に、三一重工は、梁稳根会長とそのチームのリーダーシップのもと、より高い目標に向かって動き出しており、世界中で販売ネットワークを構築するだけでなく、技術革新の急速な進歩を遂げた。

 杜家毫氏はまた、将来的には、三一重工のインターネット技術と工業生産技術の緊密な統合と「一帯一路政策」(One Belt・One Roadイニシアチブ)のさらなる推進により、三一重工の国際市場はさらに拡大すると指摘、三一重工の未来はもっと良くなるでしょうと述べた。

 杜家毫氏は何度も三一重工を訪問したことが分かる。三一娄底工業団地では、三一重工に「主要コンポーネントの研究開発を増やし、外国独占を壊す」よう促した。三一中源では、三一重工は建設機械製造の変革とアップグレードをさらに促進し、品質と効率を向上させ、ファーストクラスのブランドを構築するよう奨励した。三一新疆工業団地では、三一重工は「一帯一路:Belt and Road」のリーダーになることを奨励した。三一重工の欧州工業団地では、彼は三一重工が湖南省の「一帯一路:Belt and Road」の実施のリーダーであることを高く評価した。