メック(本社:兵庫県尼崎市)は9月20日、電子基板産業の拡大に対応し、中国に電子基板・部品製造用薬品の製造・販売子会社を設立すると発表した。(メックの事業拠点)
同社は、2018年5月18日、「中国における子会社設立に関する検討開始」を発表していたが、9月20日開催の取締役会で子会社の設立を決議した。
メックの化学薬品は、情報通信機器をはじめ、デジタル家電やクルマ、医療検査器具等に用いられる電子基板製造工程で幅広く使用されている。今回、メックは、中国の電子基板産業の拡大によるメック薬品の需要増大を想定し、現存する華東地区のメック子会社である美格特殊化学(蘇州)有限公司の約3倍の生産能力を有する子会社を設立することを決定した。なお、美格特殊化学(蘇州)有限公司は機能移転後に閉鎖する方向で検討する予定。
<設立する子会社の概要>
名称:美格特殊化学(常熟)有限公司(予定)
所在地:常熟新材料産業園(住所未定)
代表者:前田 和夫
事業内容:電子基板・部品製造用薬品の製造・販売
資本金:18億円(予定)
設立年月:2019年11月(予定)
操業開始:2021年10月(予定)
出資比率:メック100%
決算期:12月