米ディア、ワッカー・ノイソンと小型ショベルで戦略サプライヤー契約を締結

・世界需要拡大に対応、中国、東南アジア、オセアニアに供給

 Deere & Company(以下、ディア社、本社:米国イリノイ州モリーン)9月10日、世界中で建設機械の需要が高まるなか、中国、東南アジア、オセアニアに小型ショベルを供給するため、Wacker Neuson (ワッカー・ノイソン、本社:ドイツ・ミュンヘン)との間で、戦略的サプライヤー契約を締結したと発表した。モデルは1.7~7.5トンの範囲で、成長するアジア太平洋市場の顧客に特別に設計され製造されている。パートナーシップの目的は、主要成長市場における長期的な協力である。

 「Wacker Neusonと提携することで、ディア社は革新的で強力な顧客中心の製品の経験と成功を活用して、アジア太平洋地域におけるディア社の地位をさらに高めることができます。これらのショベルは、顧客の要求を満たす目的で建造されたもので、ディア社はディーラーを通じてブランディングされ、販売されます」と、ディア社建設・林業セールス&マーケティングの上級副社長、David Thorne (デビッド・ソーン)氏は述べた。

 両社は長期的な戦略的提携を約束しているが、この契約は5年間実行され、5年単位で延長することができる。4つの小型ショベルモデルの初期展開は、2019年の初めに始まり、主に中国・平湖の新しいWacker Neuson工場から調達される予定。これらの機械のサービスとサポートは、ディア社のディーラーネットワークを通じて提供される。

 Wacker Neuson Groupは、ドイツのミュンヘンに本社を置く国際的な企業集団。世界中の軽量コンパクト機器の大手メーカーとして、50以上の系列会社と140の販売およびサービスステーションを有している。

■ディア社について

 Deere&Company(NYSE:DE)は、先進的な製品とサービスを提供する世界的リーダーであり、その土地に関係する仕事―その土地を耕し、収穫し、 世界の食糧、燃料、避難所、インフラの必要性が劇的に高まっている。1837年以来、John Deere(別称・ブランド名:ジョン・ディア)は質の高い革新的な製品を伝統に基づいて提供してきた。

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