サントリー食品、長野県大町市に「サントリー天然水」の新生産拠点、2020年末稼動予定

 サントリー食品インターナショナル(本社:東京都)は9月7日、長野県大町市と工場立地協定書に調印したと発表した。

 「サントリー天然水」は、冷たくて清らかである、その「清冽(せいれつ)なおいしさ」が顧客から強い支持を受け、2016年、2017年と連続で年間販売数量1億ケース超えを達成した。2018年は、1億1,000万ケースを超える計画を立てており、上半期では対前年109%と大きく伸張している。

 サントリーでは現在、「南アルプス(山梨県)」、「阿蘇(熊本県)」、「奥大山(鳥取県)」という3つのエリアから、良質な水源で育まれた「サントリー天然水」を顧客に届けているが、清涼飲料No.1ブランドを目指して、さらなる安定供給体制を構築するため、4つ目の水源を探してきた。60箇所を超える候補の中から、今回、「サントリー天然水」ブランドにふさわしい新たな水源として、豊かな自然に囲まれ、良質な水に恵まれた長野県大町市への進出を決定した。

 北アルプスの麓に位置する大町市は、市内から望む山々の眺望の美しさとともに、古くから豊かな水の恵みでも知られ、今も市内の上水道は全て自然の湧水でまかなわれている。

 この地に構えるのは、生産拠点でありながら、来場の顧客が様々なコンテンツを通じて「サントリー天然水」の価値に触れ、冷たくて清らかである、その「清冽なおいしさ」を体感できる、新しい体験型施設。また、今後は長野県や大町市と連携し、水資源を育む豊かな自然環境を保全する活動も展開していく予定。

<新拠点の概要>

所在地:長野県大町市常盤西山地区

取得面積:約41万㎡

事業内容:「サントリー天然水」の製造、保管、配送

着工予定:2019年春

稼動予定:2020年末

年間生産能力:1,000万ケース(予定)

主要建物:製造棟・倉庫棟

 ニュースリリース

 長野県発表資料