三一重工は8月28日、グループ会社SANYHE International Holdings Co., Ltd(以下、サニーインターナショナル、本社:遼寧省瀋陽市)の2018年上半期(1~6月)売上高は、前年同期比82.9%増の21億9,600万元(約358億円)、総利益は同78.9%増の7億1,000万元(約116億円)、純利益は同172.3%増の3億5800万元(約58億円)だったと発表した。(1元は約16.3円)
発表によると、業界の回復と国際市場の拡大により、サニーインターナショナルは2018年1月から6月にかけて著しい成長を達成した。港湾機械の売上高は前年同期比43%増の9億6,000万元。エネルギー機器の売上高は133.1%増の12億4,000万元(約202億円)に達し、そのうち掘削製品は同300%増の3億9,500万元(約64億円)だった。
掘削製品と港湾機械の売上高が大幅に伸び、売上総利益が増加したことから、サニーインターナショナルの税引前利益率は20.3%だった。さらに、サニーインターナショナルはコスト管理において顕著な成果を上げている。その中で管理コストは同社の歴史の中で最も低いレベルである14.9%に3.4ポイント低下した。
2018年上半期のサニーインターナショナルは8,520万元を研究開発に投資したが、これは前年比87.7%増であった。上半期のリーチスタッカーの国内シェアは、2017年末に比べて4ポイント上昇し、64.1%に達した。ロードヘッダーの国内シェアは2017年末の47.0%から56.4%に上昇した。