㈱不二越は8月31日、安全性・操作性を格段に向上させ高精度を追求した小型協働ロボット「CZ10」を市場投入すると発表した。今までロボットに馴染みのなかったお客様を含め幅広い分野で、自動化ニーズを取り込んでいく。価格は非公開で、年間2,400台の販売を見込んでいる。
自動車をはじめとして産業機械、電機・電子・EMS分野、食品・医薬品・化粧品分野など幅広い業種で、人件費の高騰や人手不足の解消、そして生産性向上などを目的として、ロボット導入による自動化のとり組みが本格化している。
そのようななか、安全柵なしで人との作業が可能な協働ロボットは、省スペースで柔軟な生産ラインが構築できることから、これまでロボットを使用してこなかった業種や中小企業でも導入が見込まれ、市場規模は大幅に拡大していく見通しである。
不二越は、2013年に小型ロボット市場へ本格参入し、以降、ラインナップを拡充しながら、小型ロボットの活用ノウハウを蓄積し、協働ロボットの開発・改良、機能向上に取り組んできた。
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